※月刊アートコレクターズ2015年1月号で「東武百貨店池袋店の隠し球」と同画廊が言うように、直近では2020年10月に15回目となる同店個展を開催した永野一久氏。見れば見るほど絵の中に誘い込まれる物語性のある精緻なテンペラ画と評されます。「自らの発想を極め、どこまでも描き切り、今も日々挑戦する姿勢」に私も共感しています。
【見立て】朝靄のかかった謎の水辺から、頼りないボートに乗って旅立つ若者。自らの亡骸と共に、ボートに積み込んだ虚飾の持ち物を次々と水に放り投げ、わずかな身の回りの物とお気に入りの品だけを残し、霧のかなた、未知の世界へと船出する。打ち捨てられたてられた荷物を狙って集まる得体の知れなぬ生き物たち。そしてその生き物を釣り上げる釣り人が静かに若者を見送る。
【大きさ】(絵)木板F4号  (額)42×33㎝程
絵・額共に比較的きれいな古物です。
【送料】ヤマト宅急便１００サイズで埼玉県より発送します。（関東・南東北・信越・北陸・中部）1390円 （北東北・関西）1500円 （中国・四国）1610円 （北海道・九州）1830円 （沖縄）2490円
※真作保証(ヤフオク出品ルールに基づき記載)公定鑑定人あるいは公定鑑定機関において「真作にあらず」と判断された場合は、落札代金をお返しして返品に応じます。商品到着から１０日以内に鑑定する旨のご連絡をいただくことが必要です。なお鑑定のための鑑定料・交通費用等の諸経費は全て落札者様にご負担いただきます。